人生の主語を「わたし」に戻す
起業したい人をサポートする機会が、私はとても多いです。
その中で、
「やりたい気持ちはあるのに、なかなか現実が動き出さない人」
に出会うことがあります。
最初は、不思議だなと思っていました。
やりたいことはある。
話を聞くと、想いもある。
でも、いざ動こうとすると、
「今は家族のことがあるから」
「もう少し準備してから」
「これってどうしたらいいですか?」
「やっぱりまだ早いですかね?」
そんなふうに、
前に進めない理由が、いくつも見つかってしまう。
でもね、私はそれを
「弱いから」とか
「能力が低いから」とは思っていません。
たぶんそれは、長年の癖なんだと思うんです。
今までの環境の中で、
自分の気持ちよりも、誰かの都合を優先してきた人。
自分で決めるよりも、
誰かの許可を待つことが当たり前だった人。
「妻だから」
「嫁だから」
「母だから」
「家族のためだから」
そうやって、自分以外の誰かを主語にして、ずっと頑張ってきた人。
もちろん、それは悪いことではないよ。
お子さんのお迎え。
ご家族の病院の送迎。
娘さんの出産や結婚のサポート。
家族の予定や、日々の暮らしを支えること。
そういう役割は、誰にでもあります。
それは、愛です。
でも、その愛がいつの間にか、
「だから私はできなくても仕方ない」
という理由になってしまうことがある。
本当にそうかな?
と、私は少しだけ聞いてみたくなるんです。
家族を大切にすることと、
自分の人生を動かすことは、
本当は両方あっていい。
誰かのために生きてきた人ほど、
いざ自分で決める場面になると、怖くなることがあります。
失敗したらどうしよう。
間違えたらどうしよう。
誰かに迷惑をかけたらどうしよう。
枠の中にいたほうが安全。
誰かに決めてもらったほうが安心。
そのほうが傷つかずにすむ。
でも、起業って、
「自分で決める練習」でもあるんだと思います。
誰かの許可はいらない。
しいて言うなら、必要なのは
「自分の許可」だけ。
自分で決めて、
自分で試して、
自分で失敗して、
自分でまた選び直す。
それは怖いことでもあるけれど、
とても自由なことでもあります。
自由に決められること。
自由に失敗できること。
自由にやり直せること。
それもまた、幸せなんだと思います。
「家族がいるからできない」ではなくて、
「家族も大切にしながら、私はどうしたい?」と考えてみる。
「まだ準備が足りない」ではなくて、
「今の私にできる小さな一歩は何?」と聞いてみる。
あなたの人生の主語を、
少しずつ「わたし」に戻していく。
起業のはじまりって、
もしかしたらそこからなのかもしれません。
誰かの許可を待たなくていい。
あなたの人生の主語を、
そろそろ「わたし」に戻していい。
これは特定の誰かのことではなく、
たくさんの方と関わる中で、私が何度も感じてきたことです。
そして、そんな人たちが
少しずつ「わたし」を主語にして、
自分の商いを育てていける場所をつくりたいと思っています。
それが、
私の商い研究室です。
ここは、
すでに完璧な事業計画がある人だけの場所ではありません。
まだ商品が決まっていない人。
何から始めたらいいかわからない人。
家族のことや日々の暮らしの中で、少しずつ自分の仕事を育てたい人。
小さく売ることから始めてみたい人。
そんな人たちが、
ひとりで悩まず、
でも誰かに依存するのでもなく、
自分で決める力を少しずつ取り戻していく場所です。
「これでいいのかな?」
「私は何をしたいんだろう?」
「まず何から動けばいい?」
そんな問いを持ち寄りながら、
一緒に考えて、
小さく試して、
小さく売って、
自分の商いの形を育てていく。
大きな一歩じゃなくていい。
派手なスタートじゃなくていい。
まずは、
自分の人生の主語を
「わたし」に戻すことから。
そして、
その「わたし」から始まる商いを、
一緒に育てていけたら嬉しいです。
私の商い研究室、はじめます。
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